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建通新聞社(神奈川)
2020/10/21

【神奈川】川崎市 臨海部ビジョンの20〜21年度目標設定

 川崎市は、臨海部ビジョンの13のリーディングプロジェクトと25のアクションプログラムについて、中間評価結果と今後の取り組みなどをまとめた。予定通りに取り組みを推進したプロジェクトが「港湾物流機能強化」など13件中12件を占めているものの、課題が顕在化したプログラムが「新産業拠点形成」など10件あった。2020・21年度の目標としては、塩浜3丁目地区での都市公園整備の方向性とりまとめ、企業共同による保育所開設に向けた整備計画の策定、共通緑地の整備着手などを挙げた。10月8日に開催した川崎臨海部活性化推進協議会で説明した。 
 臨海部ビジョンについては18年度から19年度までを集中取組期間と位置づけ、各リーディングプロジェクトの目標達成に向けて取り組みを推進し、今年5月に成果や課題を明らかにするため、中間評価を実施するとともに、今後2年間の計画や取り組みなどを示した推進シートを作成した。新たな推進シートの策定に当たっては、@各プログラムの目標の明確化A年度ごとの達成水準の設定―を実施し、また、最終的な「達成目標」の他、今後2年間で目指すべき「中間目標」を新たに設定した。各部プロジェクトの進捗状況に応じて、川崎市総合計画第3期実施計画への取り組み内容を反映させて、着実に取り組みを推進する。
 主な今後の取り組みを見てみると、新産業拠点形成プロジェクトでは、南渡田地区の新産業拠点形成に向けて20年度に産業分野・導入機能などの考え方を取りまとめた拠点整備計画素案を策定し、21年度に南渡田地区の拠点整備計画を策定する。
 資産活用・投資促進プロジェクトでは、設備の老朽化解消と新たな設備投資を促進する制度の構築や、大規模な土地利用転換における土壌汚染対応など事前相談の円滑化を図るなど、企業の競争力強化と最適な土地利用に向けた制度などを導入する。
 港湾物流機能強化プロジェクトでは、20年度にコンテナターミナル荷さばき地の改修・供用開始、臨港道路東扇島水江町線、東扇島堀込部土地造成などの整備工事を実施し、21年度はコンテナ関連施設の整備、臨港道路東扇島水江町線、東扇島堀込部土地造成などの整備工事を実施する。
 働きたい環境づくりプロジェクトとしては、快適に飲食・休憩でき組織を超えた交流が図れる場の整備や仕組みの導入、就業者向けの子育て支援施設の整備を進める。具体的な取り組みでは、20年度に塩浜3丁目地区における憩い・交流機能導入予定地の確保に向けたスケジュールの取りまとめを行う他、共同保育所整備に向けた合意形成に取り組む。
 緑地創出プロジェクトでは事業所敷地内に新たに設置する必要が生じた緑地を市内の別の場所に市民や就業者が利用できる共通緑地制度に基づき、新たな緑を創出する。21年度は共通緑地の整備着手を目指す。
 職住接近プロジェクトでは、20年度中に殿町地区での事業候補地を決定し、21年度に施設の民間事業計画を策定するとした。
 また、交通機能プロジェクトは2年間の中間目標を連結バスの走行環境整備、新たな交通拠点整備方針の策定などとした。

提供:建通新聞社