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新建新聞社
2020/10/21

【長野】佐久建 国道141号4車線化の事業進ちょく

浅蓼大橋と平原大橋は21年度以降も下部工推進
 佐久建設事務所は、国道141号の4車線化に伴う道路改良で、跡部工区の浅蓼大橋と平原工区の平原大橋の建設を進めており、2橋とも2021年度以降、引き続き下部工と借地補償などを進めていく。
 跡部工区はL840mの道路改良。このうち浅蓼大橋の上流側にL410mの橋梁を建設して4車線化の整備を図っている。上部工は側径間のPC8径間連結T桁と主径間の鋼4径間連続非合成箱桁で、幅員は車道約7m、歩道3.5m。下部工の橋台はA0、A1が未着手で、A2が完成。橋脚は側径間のP3とP5が施工中でP2、P4、P6は完了している。21年度以降も予算を確保しながら、下部工を順次発注し、早期の上部工着手と完成を目指す。
 平原工区はL930mの道路改良。平原大橋の東側に、しなの鉄道を跨ぐL230mの橋梁を建設中で4車線化を進めている。上部工は6径間連続鋼蛮鈑桁と2径間連続鋼鈑桁で、幅員は車道約7m、歩道3.5m。下部工の橋台はA1、A2ともに完成。橋脚はP1、P7が完成、P6も11月に完成する見通しで、P5は黒澤組(小海町)で着工する。21年度以降は3基の橋脚を発注していく。
 国道141号の4車線化は、佐久市臼田から小諸市平原までの延長L15.4k。このうちL約13kmが4車線の供用済みで、跡部工区と平原工区のL約1.7kmが暫定2車線となっている。

提供:新建新聞社