トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2020/10/21

【鹿児島】徳之島町新庁舎建設/工事費18億 建築3工区 地元指名へ

 徳之島町が進める新庁舎建設事業は、12月上旬をめどに分離・分割発注による入札を行い、施工業者を決定する方針だ。地元業者に配慮した指名競争とし、建築本体を3工区程度に分けるほか、電気、機械設備なども工区分けして発注する方針。実施設計がまとまり次第、11月下旬をめどに指名通知する。建物の計画規模はRC造6階建約3500u。工事請負費は9月補正予算で増額計上し、18億円規模を見込む。
 建設場所は亀津7203。現庁舎南側の駐車場を活用し、約8400uの敷地に整備する。概算工事費は、初期計画(RC造5階建約3200u)から階数、規模とも拡大したことを受けて基本設計の段階で見直し、9月補正予算で2億円を追加。計18億円の規模となった。
 基本設計は、公募型プロポーザルで最優秀提案者となった武田建築事務所が地元の作山建築設計事務所とJVを構成して担当。7月からは同JVとの随意契約で実施設計に入っており、11月中旬をめどに詳細がまとまる見通しだ。
 町では、施工業者の入札に一般競争は採用せず、地元業者に配慮した指名競争で行う方針。建築本体を3工区程度に分け、電気や機械設備も工区分けしての発注が想定される。入札は12月上旬を見込んでいるため、順調に進めば指名通知は11月下旬ごろとなる。
 工期は2021年12月までの1年余り。供用は22年1月を予定し、既存の建物は新庁舎に業務機能を移転したあと解体する。

鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK