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日本工業経済新聞社(群馬)
2020/11/09

【群馬】伊勢崎市が21年度に赤堀支所で改修工

伊勢崎市は2021年度、赤堀支所の耐震化およびトイレ改修工事を計画している。斉藤一級建築士事務所(伊勢崎市)に両工事の設計業務を委託しており、工事費が確保できれば両工事を発注する。工事の入札方法や時期は、これからの検討事項となっている。耐震化の対象は階段室などコンクリートブロック内壁を予定。トイレは1〜2階の来客用を更新する。
赤堀支所の庁舎本館は1972年に建築、93年に旧議会棟の増築が行われた。SRC造2階建てで、増築部を含めた延べ床面積は2607・09u。このほかS造平屋の別棟と2カ所の倉庫で構成。耐震化およびトイレ改修は庁舎本館のみが対象となる。
玄関風除室のIs値が低いことから、当該部分は建て替えを計画。加えて、階段室などのコンクリートブロック内壁を改修し、耐震性の確保を図る。具体的な施工方法は設計業務で検討中。
1〜2階の来客用トイレは、男女トイレの和式便器2基ずつを洋式化。床のドライ化や配管類の更新は盛り込まれていない。また、支所内の多目的トイレが1階男子トイレ内にのみ設置されていることから、誰もが使用しやすい形式に再整備する。2階部分は会議室などが配置されており、一般の利用頻度が低いため、多目的トイレの新設は行わない考え。
設計は一括して、斉藤一級建築士事務所に委託、2021年2月末までにまとめる。耐震化とトイレを別発注とするか、耐震化を建築・設備で分離するするかなどは設計完了後に判断する。両工事を21年度に実施する方針で、担当課は予算要求を行っている。
このほか、多目的ホールの空調設備については更新が必要とされており、21年度以降に設計を委託する。