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鹿児島建設新聞
2020/11/10

【鹿児島】和泊町 総合交流アリーナ/今月にも基本構想/プロポ導入も視野

 和泊町は、(仮称)総合交流アリーナの建設を計画し、早ければ11月にも基本構想・計画策定にかかる事業者を選定する。現在、公募型プロポーザルも視野に入れ発注方式を検討している段階。基本構想では、施設規模や建設候補地等の選定を行う方針で、2020年度内での業務完了を目指す。順調に進めば、21年度に基本・実施設計に入り、22年度から2カ年で整備したい考えだ。 
 アリーナ建設は、同町が20年3月に策定した第6次総合振興計画に基づいた事業。スポーツや文化の拠点だけでなく、教育・生涯学習施設、防災施設としての活用を構想している。8月にあった事業推進協議会の初会合では、アリーナを「競技場を観客席が取り囲むように配置した施設」と暫定的に定義した。 
 早ければ11月にも基本構想・計画策定にかかる事業者を選定・契約する見通しで、9月補正予算に委託料730万円を計上。発注方式は公募型プロポも視野に入れ検討を進めている。順調に進めば、21年度に基本・実施設計に入り、22年度の着工後は2カ年で整備したい考え。24年度の供用開始を目指す。 
 同町では、新庁舎建設に当たり建設地にあった町民体育館を解体。現在は代わりに小中学校の体育館などを利用している状況で、町民から「町内のイベント等でいつでも利用できる施設を」との要望を受けて事業化した。  

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