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建通新聞社(中部)
2020/11/11

【岐阜】セントラルコンで新郡上大橋の詳細設計着手

 国土交通省岐阜国道事務所は、長良川に架かる国道156号郡上大橋を架け替えるため、詳細設計を総合評価落札方式でセントラルコンサルタント中部支社(名古屋市中区)に決めた。橋梁本体の他、道路と平面交差点、現橋梁撤去の詳細設計を2021年6月30日の履行期間でまとめる。今後用地調査を進める。
 新橋は現橋東側の隣接する位置に新橋を架け替える。
 新橋の橋長は109b、全幅員は12・5b。上部は鋼3径間連続非合成鈑桁橋。下部は逆T式橋台と壁式橋脚となる。
 既設の郡上大橋は車道橋と歩道橋で構成しており、橋長が約113b。車道橋は1957年に架設、全幅員が6・6b。歩道橋は80年に架設、橋幅員が2・5b。2径間で上部は単純鋼トラス橋。下部は重力式橋台2基と鉄筋コンクリート造式橋脚1基となっている。
 現状では大型車両の擦れ違いが困難な状況となっている。橋の手前で停止する車両も多く、事故も発生している。また重要物流道路の国道156号では唯一の狭あい区間となっていることから2019年に事業化し、架け替えることになった。
 予備設計はセントラルコンサルタント中部支社が担当した。
 場所は郡上市八幡町島谷。

提供:建通新聞社