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新建新聞社
2020/11/12

【長野】インタビュー 新千曲市長小川修一氏

産業団地「わかりやすくオープンに」具体策はこれから
 千曲市長選挙に初当選した小川修一市長が11月11日に初登庁した。初めて行われた会見では「今あるものを大切にする戦略で、個別具体的なことはこれから」と述べ、雨宮産業団地や八幡東産業団地など事業は「何がどこまで進んでいるかわからないため、市民にわかりやすくオープンにしていきたい」との考えを示した。
 市は企業の受け皿として、雨宮産業団地で14.5万uを造成中。また、八幡東産業団地の9.5万uにアクティオの統括工場を計画している。今後の計画については「早い時期に計画進ちょくなどをオープンにしたい」とした。このほか、上信越自動車道に設置を検討する屋代地区のスマートインターや関連する一重山2号線の道路改良、屋代地区土地区画整理事業(約35万u)なども関係部局と調整しながら、今後のスケジュールを調整していく方針。
 各施策に向けて「(前岡田昭雄市政の)良いところは伸ばし、立ち止まって考えないといけないところもある」と慎重に施策を見極める。初の民間出身者で「市民が気軽に話ができるようになりたい」と市民の声聞きながら、市政の舵を取っていく。
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 小川修一(おがわ・しゅういち)氏=1967年11月生まれ52歳。元県議会議員。10月の選挙で現職を破り1期目。

提供:新建新聞社