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日本工業経済新聞社(群馬)
2020/11/12

【群馬】みなかみ町は災害復旧工事を年明けから随時発注



みなかみ町は9月9日〜10日の9月豪雨災害により被災した農林水産施設および土木施設の災害復旧工事にこれから着手する。農林水産施設は202カ所で被災、2021年1月から工事発注を各地区ごとに進めたい考えで、主にふとんかご工での復旧がメインとなる。土木施設は13日に災害査定が完了するため箇所数は決まっていない状況。工事発注時期や被害のあった地区なども明らかにしていない。10月補正で合わせて約4億2000万円の工事費を確保した。
みなかみ町では9月9日夜から局地的に大雨が発生し、9月の観測史上最大となる1時間に56oの雨が観測された。一部で孤立が発生するなど大きな被害を受けた。
10月補正予算で農林水産業施設災害復旧事業の工事費2億5500万円、土木施設災害復旧工事費に1億6456万5000円を計上し、災害復旧を進める。
農林水産施設は入須川地区、小川地区、上石倉地区、月夜野地区、西峰須川地区、東峰地区の農地や水路施設で法面の崩壊などが相次いだほか、水路に土砂の流れ込み、U字溝の破損や、土砂が堆積するなどの被害を受けた。入須川地区の奥平温泉遊神館近くが最も被害が大きく、同地区での復旧工事額が最大となる見込み。
査定に向けて群馬県土地改良事業団体連合会(前橋市)に調査測量設計を委託している。
被災箇所は202カ所にのぼり、内訳は農地災害190カ所、施設災害(水路)12カ所。基本的に農地災害の復旧内容は、ふとんかご工および勾配がきつい箇所をコンクリートブロック積みで対応する。施設災害はU字溝の敷設替えと土砂撤去となる。
農林水産施設の査定は24日〜12月11日の期間で各被災箇所を周る。工事発注は最短2021年1月から約2000万円程度の工事規模で各地区ごとに発注する。総発注数は10件程度とし、発注件数はなるべく少なくしたい考え。農地利用者からは田植えの準備などがあるため、早期の復旧着手および完了が望ましいとの声がある。
このほか、湯桧曽地内の谷川岳インフォメーションセンター付近で水道管が豪雨により流失。延長161mでφ50oのポリプロピレン管を敷設替えする。早急に工事着手したい考えで月内にも随意契約で発注する可能性が高いという。設計業務は直営で手掛けた。工事費は10月補正予算で110万円を計上している。