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日刊建設工業新聞
2020/11/18

【鳥取】9月豪雨災害査定/12月2日〜4日まで実施/県と市12カ所4億円申請

 9月豪雨被害を対象にした「令和2年発生災害第3次査定」の日程が12月2日〜4日まで3日間と決まった。県土整備部によると、県と鳥取市が所管する公共土木施設12カ所に4億円あまりの復旧費を申請する。
 9月25日〜27日にかけて県東部と中部地区は局所的な大雨に見舞われ、三朝町中津では連続雨量が337_に達し、鳥取市佐治町尾際でも同128_を観測した。
 土木施設は同市佐治町内を中心に被害が広がった。道路では国道482号(尾際)の路面が崩落し、北谷川(尾際)は河川断面が大量の流木と土砂によって埋もれた。
 うち国道482号では佐治川対岸にう回路を整備して現道を本復旧する方法が考えられている。また、北谷川上流部は、今回の災害復旧と切り離し、補助の「災害関連緊急砂防事業」を取り入れて堰堤1基を建設する。
 一方、鳥取市の土木施設は河川が曳田川(同市河原町北村)など2カ所、道路は川奥線(同市佐治町河本)の原形復旧を申請する。
 第3次査定に申請するカ所数は次の通り。
▼県施設3億2300万円=北谷川など河川5カ所9700万円、砂防設備1カ所450万円、国道482号、主要地方道三朝中線など道路3カ所2億2200万円
▼鳥取市施設9400万円=曳田川ほか河川2カ所6400万円、一級市道川奥線の道路1カ所3000万円

日刊建設工業新聞