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滋賀産業新聞
2020/11/19

【滋賀】県湖東土木 佐目敏満寺線・多賀SIC連絡道交差部の立体交差等整備

 県湖東土木事務所は、多賀町敏満寺地先において、県道佐目敏満寺線と(仮称)多賀スマートインターチェンジから多賀町が整備する町道との立体交差、ハーフダイヤモンド型インターチェンジ、交差点改良の各整備に取り組む。詳細設計をこのほど内外エンジニアリング(滋賀営業所・大津市)に委託し、21年度(令和3年度)に行う用地取得と多賀町の先行整備が順調にいけば、早ければ22〜23(令和4〜5)年度、もしくは23〜24(令和5〜6)年度の2ヵ年での整備を計画している。工事発注は現在のところ構造物一式と、別途発注の舗装とする意向。
 コンサル業務では、道路0・3q、平面交差点1ヵ所、ダイヤモンド型ICの詳細設計と、平面交差部の一般構造物(箱型函渠)一式の予備設計から詳細設計まで行う。委託期間は21年(令和3年)3月19日まで。19年度(令和元年度)に国土開発センター(福井県)に委託し20年度(令和2年度)末までの期間で進めている予備設計の進捗も反映させ、構造物や規模の詳細を確定していきたい考え。
 立体交差は、多賀町と中日本高速道路鰍ェ事業主体となり彦根〜湖東三山インターの中間地点に計画の(仮称)多賀スマートインターチェンジが18年(平成30年)に新規事業化され、ICへの連絡道として多賀町が整備する予定の数百bの町道と、県道佐目敏満寺線が交差する場所に箱型函渠1ヵ所を設置し、下側を県道が、上側を町道が通る立体交差化が計画された。
 さらに、立体交差を起点として90度東へルートを変え、交差2路線に車輛が出入り出来るよう、一般のダイヤモンド型の半分の形のハーフダイヤモンド型インターチェンジ1ヵ所も整備。その先のT字交差点1ヵ所も改良工事を行い、終点に接続するまでの数百bを県道佐目敏満寺線の最終区間として整備する。
 なお、県道佐目敏満寺線区間の立体交差部より南側の既存区間は、整備後は多賀町に移管し、町道となる見通し。

提供:滋賀産業新聞