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日刊建設工業新聞
2020/11/19

【鳥取】11月補正案は64億円規模に/コロナ対策や鳥取港浚渫/松原に防災拠点施設整備

 県は18日、新型コロナウイルスの追加対策を柱とした64億2200万円の11月補正予算案を固めた。26日開会の11月定例県議会(〜12月17日)に提出する。補正後の一般会計総額は3386億4600万円。
 新型コロナウイルスは感染拡大の傾向にあり、第3波を迎え撃つ医療提供体制の拡充に43億8900万円を補正。医療機関の設備整備や、感染防止に向けた施設整備を補助する。
 鳥取港では港湾計画改訂後の事業着手をにらみ、西浜航路への主要航路切り替えに伴って第1防波堤の暫定延長計画をまとめるため、静穏度解析調査に1000万円を補正。また、港湾維持費1億円を計上し、西浜航路2万立方bを浚渫して緊急航路を確保する。
 そのほか、原子力防災支援拠点を鳥取市松原の旧東部健康増進センター跡地に建設する。鉄骨造726平方bを想定し、実施設計と地質調査費2100万円を計上した。主な補正内容は次の通り。
▼日本海沖メタンハイドレート調査促進事業(21〜23年債務負担行為)1700万円=海洋環境調査の継続▼地下水調査検討事業6000万円=淀江産廃処理施設計画地で現在、進めている地質調査の追加実施

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