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建通新聞社(東京)
2020/11/20

【東京】新生福祉会など特養着工へ 都が補助内示

 新生福祉会(広島県尾道市)と大和会(多摩市)は、それぞれ老人福祉施設の新築に着手する。また、梅の樹会(瑞穂町)は、運営する「特別養護老人ホームフラワープラム」を大規模改修する計画。長淵福祉会(青梅市)は「特別養護老人ホームカントリービラ青梅」を、みとりに対応した施設に改修する。いずれも東京都の補助内示を得た。今後、各法人が入札で施工者を選定して順次着工する。都が2020年度に老人福祉施設整備費の補助内示をした施設は、これらの案件を含めて新築が計8件、増改築が2件、改修が11件、その他が2件の計23件となった。
 新生福祉会は、「(仮称)新田楽生苑」を新築する。規模は木造一部鉄筋コンクリート造5階建て延べ7075平方b。定員は、特養150人、ショートステイ20人。21年3月に着工する予定で、22年8月の完成を目指す。
 設計は、メドックス(新宿)が担当。
 建設地は、足立区新田1ノ21。
 大和会は、「特別養護老人ホーム新宿和光園」の新築を計画。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ3924平方bを想定。定員は、特養84人、ショートステイ12人。完成予定は22年7月。
 設計はシスケア(新宿区)が担当。
 建設地は、新宿区市ケ谷薬王寺町43ノ1。
 梅の樹会は、「フラワープラム」(瑞穂町大字長岡長谷部83ノ1)を大規模改修する。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4382平方b。定員の特養80人とショートステイ20人は維持する。21年10月の工事完了を見込む。
 長淵福祉会では、「カントリービラ青梅」(青梅市長淵1ノ930ノ3)を、みとりスペースの確保とプライバシー対策を目的として改修する。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2845平方b、定員が特養100人。21年3月までに工事を完了させる。

提供:建通新聞社