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北陸工業新聞社
2020/11/25

【福井】通称・HOSE/北陸建築構造設計事務所協会/民法改正対応西邦弘会長の講話聴く/FASA全体と北陸地区の役割も

 一般社団法人北陸建築構造設計事務所協会(田淵潔会長)が主催する、民法改正が与える建築士事務所への影響や、瑕疵が契約不適合に変わった約款を取り巻く状況等を解説する講話が20日、金沢市内のホテルで行われた。参加した正会員たちは、業務の法的防衛と、安定業務の継続にむけて、熱心に耳を傾けた。
 講師は、一般社団法人日本建築構造設計事務所協会連合会(FASA、本部東京)の西邦弘会長が務めた。120年ぶりの民法改正にも周到に、個別具体の判例も多数踏まえて、長年の研究成果を披露。FASA法令相談員の辻岡信也弁護士もDVDで講師参加した。
 続く懇親会では、会員と賛助会員が同じテーブルに付き、交流を深めあった。
 冒頭、田淵会長が挨拶。講話に感謝し、交流の意義も強調。富山、石川、福井の北陸3県をネットする構造設計の社会的な地位向上の一助にしたい意向を示した。
 西会長も挨拶。FASAの活動の4本柱、経営者支援と事務所支援、見える化、会員拡大を示し「コロナの大変な時期だからこそ、各種大会を開催すべき」と、会員一層の奮起に期待した。
 北陸建築構造設計事務所協会、通称・HOSEは、建築設計界における意匠と構造の、より良きパートナーシップを求め、発足して5年(正会員22人、賛助会員11人)。
 なお、同会事務局を担い、懇親会の司会も務める櫻川幸夫氏が、20年秋の叙勲、旭日双光章に輝く栄誉も報告され、全員で温かい拍手を送った。

目的
建築構造設計事務所相互の協力により、会員に共通する利益を図る活動を行い、その業務の改善と、社会的地位の向上に努め、建築構造技術の発展を図り、社会に貢献する
事業
・建築構造技術の向上に関する交流と研究
・建築構造設計事務所の健全な発展に寄与する対外活動
・関係団体および地域社会との交流 等々
事務局
 福井市和田2丁目2113番地 アーサ内 電話0776−21−5322

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