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建通新聞社(中部)
2020/11/30

【三重】四日市市 南消防署整備に債務負担設定 早期発注目指す

 四日市市は、早期に南消防署整備工事を発注できるように12月補正予算案で債務負担行為を設定した。市議会で可決されれば2021年2〜3月に総合評価落札方式による一般競争入札で公告する。同案件は6月議会の契約案件となる。
 20年度の予算としては用地取得と実施設計分を計上していた。22年度に事業を完了させるため、建築工事を早期に発注できるよう11億3700万円の債務負担行為で設定する。期間は20〜22年度。新庁舎の完成は22年10月を予定しており、その後、11月から旧庁舎の撤去や駐車場・訓練場などの整備に取り掛かる。
 新消防署庁舎の規模は鉄筋コンクリート一部PC造3階建て延べ約1800平方b。主な部屋は事務室や消防車庫、救急消毒室、仮眠室、食堂、会議室など。施設の内容は訓練塔、地下式泡消火薬剤庫、倉庫用天井クレーン、耐震性貯水槽、自家発電設備、太陽光発電設備など。また、付属建築物として鉄骨造平屋の給油設備・自転車置き場を設ける。
 建設地は塩浜187ノ3。現南消防署の西側に位置し、国道25号に面している。敷地面積は約3800平方b。
 解体する現南消防署庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ964平方b。
 実施設計は綜企画設計名古屋支店(名古屋市東区)が担当。履行期間は21年1月29日まで。

提供:建通新聞社