県土整備部は30日、公共工事の設計積算に活用する「土木工事実施設計単価」を一部改正、12月10日以降の起工決裁から適用する。倉吉地区の山土は、販売業者が搬出をストップしたため単価表から削除した。
今回の改正内容は、一般財団法人建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(12月号)」を基に設定。軽油など燃料類が値下がりし、スクラップ鉄くずの売却単価は1d当たり2000円上昇する。
倉吉地区の山土は11月中旬から販売事業者が搬出を停止しており、単価表から外した。
来年1月から値上げに
帽子取第2事業所
県建設技術センターが運営する帽子取第2事業所(琴浦町八橋)の投棄料は、来年1月1日以降の受け入れ分から1立方b当たり1200円から1350円に値上がりする。また、小倉興産の残土処分地が受け入れを終了した。
※主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率。
▼軽油 船舶用小型ローリー=10g当たり20円下落(マイナス3・0%)
▼灯油 業務用小型ローリー=1g当たり2円下落(マイナス3・1%)
▼スクラップ 鉄くず=1d当たりの売却単価2000円上昇(12・5%)
▼スクラップ ステンレス=1`当たりの売却単価5円上昇(8・3%)
日刊建設工業新聞