お知らせ
地方ニュース
日刊建設タイムズ社
2020/12/02
【千葉】大楠地区に事業着手／県夷隅農業事務所／整地工42ha、排水路11㎞など／事業費約14億円を投入
県夷隅農業事務所は本年度、経営体育成基盤整備事業の大楠地区（勝浦市）に事業着手する。総事業費13億９０００万円（うち工事費10億５７００万円）を投入し、整地工42ha、道路工１万１０８１ｍ、用水路工１万２１８７ｍ、揚水機３か所、排水路工１万１６４８ｍ、暗渠排水工41・４haなどを実施する。工期は２０２０～27年度の８か年。受益面積は約42ha。
主な工事内容は▽整地工42ha（水田41・４ha、畑０・６ha）▽道路工１万１０８１ｍ（支線道路１０１６ｍ、耕作道路１万65ｍ）▽用水路工１万２１８７ｍ（用水路１万２１８７ｍ、揚水機３か所）▽排水路工１万１６４８ｍ（幹線排水路１８２２ｍ、支線排水路１５５７ｍ、小排水路８２６９ｍ）。
道路工は、支線道路が全幅５・０ｍ（有効４・０ｍ）、耕作道路が全幅４・０ｍ（有効３・０ｍ）の砂利舗装。用水路工は、勝浦ダムからの取水および二級河川夷隅川の河川水からの揚水を行い、樹枝状パイプライン（φ75～３００㎜）によりかんがいする。管の構造は硬質塩化ビニル管。揚水機は、向小羽戸揚水機場（φ１５０㎜、電動機22kw１台）、講中揚水機場（φ１００㎜、同18・５kw１台）、部田揚水機場（φ１５０㎜、同22・０kw１台）の３か所。形式は水中ポンプ。
排水路工は、排水基準４時間雨量４時間排除の排水能力断面とし、支線排水路はコンクリート柵渠護岸、小排水路はＵ字溝により整備。また幹線排水路は、地区外山地の排水を受けるため、合理式より算出した排水能力断面とし、ブロック積護岸、ブロックマット護岸により整備する。
整地工における水田区画割りは、大型機械の導入、農地集積、再整備を考慮し、短辺20ｍ×長辺１００ｍを標準とする。
事業費の内訳は、工事費10億５７００万円（区画整理工９億６７００万円、暗渠排水工９０００万円）、測量および試験費２億円、用地買収および補償費２２００万円、換地費４５００万円、工事雑費３３００万円、地方事務費３３００万円。
同地区は、小規模な区画で、狭小な耕作道路となっており、未整備地域では不整形な農地、用排水路・道路の不備などで営農に支障を来している。また、農家の高齢化・担い手不足等により耕作放棄地が拡大し、早急な基盤整備および担い手の育成と担い手への農地利用集積が必要になっている。このため、同事業により区画整理工事および暗渠排水工事を実施し、耕作の整形区画化と汎用化を図り、効率的・安定的な経営と農作業の省力化および農用地の集団化・協業化による経営規模の拡大を目指す。
年度別の事業費等は次の通り。
▽20年度（８４００万円）＝測量試験費８０００万円等
▽21年度（７６００万円）＝測量試験６０００万円、換地費１２００万円等
▽22年度（２億４７００万円）＝整地工３４００万円（14・４ha）、道路工２５００万円（３６９４ｍ）、排水路工１億４１００万円（３８７４ｍ）、測量試験費１７００万円、用地買収費１６００万円、換地費２００万円等
▽23年度（３億５５００万円）＝整地工３３００万円（14ha）、道路工２５００万円（３６９４ｍ）、用水路工（管路工）６４００万円（４０８４ｍ）、用水路工（揚水機場）５２００万円、排水路工１億４１００万円（３８７４ｍ）、測量試験費１９００万円、換地費２００万円等
▽24年度（３億４９００万円）＝整地工３２００万円（13・６ha）、道路工２５００万円（３６９３ｍ）、用水路工（管路工）６４００万円（４０８４ｍ）、用水路工（揚水機場）５２００万円、排水路工１億３６００万円（３９００ｍ）、測量試験費１９００万円、換地費２００万円等
▽25年度（２億６００万円）＝用水路工（管路工）５７００万円（４０１９ｍ）、用水路工（揚水機場）一式７４００万円、暗渠排水工４５００万円（20・７ha）、測量試験費６００万円、換地費１７００万円等
▽26年度（５１００万円）＝暗渠排水工４５００万円（20・７ha）、換地費２００万円等
▽27年度（３２００万円）＝用水路工（管路工）６００万円、排水路工６００万円、換地費８００万円等
主な工事内容は▽整地工42ha（水田41・４ha、畑０・６ha）▽道路工１万１０８１ｍ（支線道路１０１６ｍ、耕作道路１万65ｍ）▽用水路工１万２１８７ｍ（用水路１万２１８７ｍ、揚水機３か所）▽排水路工１万１６４８ｍ（幹線排水路１８２２ｍ、支線排水路１５５７ｍ、小排水路８２６９ｍ）。
道路工は、支線道路が全幅５・０ｍ（有効４・０ｍ）、耕作道路が全幅４・０ｍ（有効３・０ｍ）の砂利舗装。用水路工は、勝浦ダムからの取水および二級河川夷隅川の河川水からの揚水を行い、樹枝状パイプライン（φ75～３００㎜）によりかんがいする。管の構造は硬質塩化ビニル管。揚水機は、向小羽戸揚水機場（φ１５０㎜、電動機22kw１台）、講中揚水機場（φ１００㎜、同18・５kw１台）、部田揚水機場（φ１５０㎜、同22・０kw１台）の３か所。形式は水中ポンプ。
排水路工は、排水基準４時間雨量４時間排除の排水能力断面とし、支線排水路はコンクリート柵渠護岸、小排水路はＵ字溝により整備。また幹線排水路は、地区外山地の排水を受けるため、合理式より算出した排水能力断面とし、ブロック積護岸、ブロックマット護岸により整備する。
整地工における水田区画割りは、大型機械の導入、農地集積、再整備を考慮し、短辺20ｍ×長辺１００ｍを標準とする。
事業費の内訳は、工事費10億５７００万円（区画整理工９億６７００万円、暗渠排水工９０００万円）、測量および試験費２億円、用地買収および補償費２２００万円、換地費４５００万円、工事雑費３３００万円、地方事務費３３００万円。
同地区は、小規模な区画で、狭小な耕作道路となっており、未整備地域では不整形な農地、用排水路・道路の不備などで営農に支障を来している。また、農家の高齢化・担い手不足等により耕作放棄地が拡大し、早急な基盤整備および担い手の育成と担い手への農地利用集積が必要になっている。このため、同事業により区画整理工事および暗渠排水工事を実施し、耕作の整形区画化と汎用化を図り、効率的・安定的な経営と農作業の省力化および農用地の集団化・協業化による経営規模の拡大を目指す。
年度別の事業費等は次の通り。
▽20年度（８４００万円）＝測量試験費８０００万円等
▽21年度（７６００万円）＝測量試験６０００万円、換地費１２００万円等
▽22年度（２億４７００万円）＝整地工３４００万円（14・４ha）、道路工２５００万円（３６９４ｍ）、排水路工１億４１００万円（３８７４ｍ）、測量試験費１７００万円、用地買収費１６００万円、換地費２００万円等
▽23年度（３億５５００万円）＝整地工３３００万円（14ha）、道路工２５００万円（３６９４ｍ）、用水路工（管路工）６４００万円（４０８４ｍ）、用水路工（揚水機場）５２００万円、排水路工１億４１００万円（３８７４ｍ）、測量試験費１９００万円、換地費２００万円等
▽24年度（３億４９００万円）＝整地工３２００万円（13・６ha）、道路工２５００万円（３６９３ｍ）、用水路工（管路工）６４００万円（４０８４ｍ）、用水路工（揚水機場）５２００万円、排水路工１億３６００万円（３９００ｍ）、測量試験費１９００万円、換地費２００万円等
▽25年度（２億６００万円）＝用水路工（管路工）５７００万円（４０１９ｍ）、用水路工（揚水機場）一式７４００万円、暗渠排水工４５００万円（20・７ha）、測量試験費６００万円、換地費１７００万円等
▽26年度（５１００万円）＝暗渠排水工４５００万円（20・７ha）、換地費２００万円等
▽27年度（３２００万円）＝用水路工（管路工）６００万円、排水路工６００万円、換地費８００万円等
