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建通新聞社(静岡)
2020/12/02

【静岡】静岡県伊東市 新図書館基本構想を年度内に

 伊東市は、新図書館の基本構想を本年度中に策定することを、11月16日の第3回新図書館基本構想策定委員会で発表した。基本計画や設計、工事の発注予定などは今後策定する基本構想で詰めていく。2021年1月の最終会合で基本構想案を策定し、その後構想案に対する市民の意見を3月末にまとめ、成案化する。
 新図書館の目標貯蔵書冊数は33万3000冊を予定しており、建物の目標延べ面積は約5000平方b?7000平方b程度で検討中。現伊東図書館(音無町5ノ14)では、休日などの中高生の学習スペースや駐車場の不足、利用者が閲覧できる開架スペースが十分でないなどの声から、新図書館では本の閲覧スペースや、勉強スペースなどの拡充、バリアフリー化などを予定する。
 図書館の機能としては、学習室や研修室の他、事務室や多目的室、和室、料理実習室、情報センター、カフェ、児童コーナーなどを予定している。導入する図書は一般図書と児童向けの図書など。
 現伊東図書館は、生涯学習センターの4階建ての建物のうち、1階と2階部分が図書館となっており、1980年に開館し、築40年を迎える施設。老朽化が進んでいるため移転新築するもの。
 新図書館の建設予定地は、マンダリンホテル跡地を利用した桜木町二丁目672ノ4他。敷地面積は4029平方bで、県道伊東・修善寺線と市道桜木1号線の間に位置する。

提供:建通新聞社
(2020/12/2)

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