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日刊建設工業新聞
2020/12/02

【鳥取】江山学園は9件で14億円/年度末から順次発注へ

 鳥取市は年度末から新年度にかけて、江山学園の整備に関連する工事を順次発注する。市の12月補正に外壁改修部分の事業費5568万円(全体事業費1億4202万2000円)が計上されているほか、外壁改修に8634万2000円、内部改修と増築に12億5391万4000円をそれぞれ限度額とする債務負担行為の承認を求める。
 江山学園は、神戸小学校、美和小学校、江山中学校の3校を統合した小中一貫校で、2020年4月に美和小学校の位置に開校している。現在、仮設校舎で運営しているが、既存校舎の長寿命化工事と校舎の増築工事を行い、22年度の完成を目指す。
 工事発注するのは、外壁工事、内部改修(建築、屋上防水、電気、機械)、増築(建築、電気、機械、昇降機)の9件。このうち外壁工事は、2月に先行発注する。
 内部改修工事は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2281平方bを改修するもので、建築工事は公募型指名競争入札で年度内の入札を目指す。屋上防水工事、電気設備工事、機械設備工事の3件は年度明けの発注になる見通し。
 増築工事は、特別教室棟と部室棟を増築するもので、工事概要は鉄骨造3階建て1692・14平方bと平屋建て22・50平方b。建築工事は年度内に公告し、年度明けに入札、電気設備工事、機械設備工事、昇降機設備工事の3件は年度明けの入札を予定している。

日刊建設工業新聞