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北陸工業新聞社
2020/12/04

【富山】「建設業の魅力、一般にも理解を」/全国建設青年会議全国大会開章夫大会会長

 全国建設青年会議の第25回全国大会は、新型コロナウイルスの影響により、通常開催とは異なる大会初のオンラインで開催される。WEBの動画配信は、きょう4日10時からスタートする。
 大会は、全国9ブロックのローテーションで毎年実施。例年は開催県に会員が集まるプレ大会、12月に都内で来賓を迎え行う本大会の2部構成だが、今回はすべてWEB配信の新しい形となる。
 今大会は、北陸建設青年会議(事務局=富山県建設業協会)が主管となり、準備が進められてきた。大会会長を務めた開章夫氏(昭和建設代表取締役)に開催までの経緯、大会に寄せる思いなどを伺った。
 大会の企画準備を始めたのは約1年半前。「当然、新型コロナは関係なく、働き方改革や週休二日制、残業の削減など、建設業でなかなか進まない課題を中心に企画内容を議論していた。全国でその地域独特の問題があるという前提に立ち、大会で意見交換することで、何かヒントを得ることができないか話し合いを進めていた」と振り返る。
 その後のコロナ悪化で、「一気にテレワークが進み、リモートや国土交通省の遠隔臨場の試行など状況が激変した。WEBでの開催決定前は延期して来年に持ち越すのか、中止して次に渡すことも議題に上がったが、通常の形は無理でも大会テーマや目的を少し変化させながら、開催準備を進めることになった」と説明する。
 本来であればプレ大会を富山で、本大会を東京で行うことにしていたが、「準備会の会議もオンラインだった。本当は、会議後の懇親会の方が話しをしやすい。リモートは一人ずつの発言であり、実際の懇親会と比べ、親睦を図れなかったことが今も引っかかっている。また、本大会の懇親会は、全国の同業者と仲間になれる機会だったが、それも困難であったことは非常に残念」と悔やむ。
 5月に行われた、足立敏之参議院議員と全国各地区の会長によるZoomの意見交換で、「こういう機会だからこそできる大会がある。知恵と工夫で開催し、仲間のつながりを保つ企画をやってみたらどうか」との助言を得たことから、「せっかくオンラインでやるなら、現場の生の声をLIVEで中継することも考えたが、技術面など様々なリスクを考慮し、オンデマンド配信になった」。
 通常開催の大会は、会場の関係で様々な制限があるが、「今回はオンラインであり、時間の制約はなく、講師の数も増やすことができた。見たい時にそれぞれのコンテンツを視聴できる」とメリットを説くとともに、「建設業の仕事は、屋外で大変とのイメージが残っている。建設業の魅力や地元の中小建設会社が何を取り組もうとし、今の環境をどう変えようと思っているのか。大会の内容をこれから建設業に入る若い人たち、一般の方々にも見てもらい、理解していただきたい」と訴える。

hokuriku