トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2020/12/04

【福井】年末合同パトを実施/福井労基署と建災防高志

 福井労働基準監督署と建設業労働災害防止協会福井県支部高志分会による年末合同の安全パトロールが3日展開され、安全対策の更なる強化へ、再確認を促した。
 「建設業年末・年始労働災害防止強調月間」(12月1日〜1月15日)の取組みの一環で、この日は監督署の児玉秀一署長や分会の土屋哲夫事務局長、安全指導者ら9人が計3個所の工事現場を巡回した。
 午前中は福井市安波賀中島町の一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)「展示・ガイダンス棟」建築工事(施工=MILKEN(見谷組)・永和住宅・石田建設工業特定JV)の現場を視察。山本一正現場所長の説明を受けながら、墜落・転落防止対策や機械設備等の安全化などをチェックした。
 視察後、安全指導者からは「整理整頓がきちんとされていて、気持ちの良い現場だった」や「今後も足場の養生には細心の注意を払ってほしい」などの声が挙がっていた。
 最後に児玉署長が総評として「労働災害においては、高齢者の割合が非常に高い。こちらの現場にも何人か高齢者の方がおられると伺った。これからの季節は、積雪や凍結も予想されるので、転倒防止策の一層の徹底を、改めてお願いしたい」と述べた。
 午後からは九頭竜川高屋地区堤防拡築工事(施工=西村組)、臨海下水道事業排水処理施設(土木)増設工事その1(施工=半澤組)の現場を視察した。

hokuriku