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建通新聞社
2020/12/07

【大阪】淀川左岸線2期―3 大成JVが評価1位

 大阪市は、「淀川左岸線2期トンネル整備工事―3」の一般競争入札(WTO対象・11月25日開札)で、大成・村本・森本・寄神・中央復建JVを評価順位1位とした。2位は大林・鹿島・日本国土・株木JV。いずれも低入札調査基準価格を下回っているため、落札は保留中としている。入札額は大成JVが263億5600万円、大林JVが287億9000万円。予定価格は365億9181万9000円だった。
 今回の工事では、(仮称)大淀出口〜国道423号までの事業区間約1900bを整備する。施工場所は大阪市北区大淀北1丁目〜豊崎6丁目。工期は2025年3月31日まで。
 2期事業の区間は、大阪市此花区高見1〜北区豊崎6までの全体延長約4・3`。淀川堤防と一体型の本体地下構造4車線、幅員22bとなる。全区間本体は開削トンネルで施工する。道路上面は歩行者専用道路や緑地を整備し、環境や景観に配慮する。
 これまで発注済みの工事では、第1弾工事(国道2号〜JR神戸線の延長約800b区間)を鴻池・あおみ・久本JVが担当。第2弾工事(JR神戸線〜国道176号の延長1300bのうち延長682b)を熊谷組・森組JVが担当する。
 最終となる第4弾工事は第4四半期に発注する予定。施工場所は福島区海老江3丁目で、JR神戸線西側が対象となる。工期は35カ月間を想定している。
 トンネル本体工の詳細設計については3期に分けて進めており、全てエイト日本技術開発(大阪市淀川区)が担当している。


提供:建通新聞社