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建通新聞社(神奈川)
2020/12/08

【神奈川】19年度の県一般競争工事 落札率は前年度並み

 神奈川県が2019年度に契約した条件付き一般競争入札工事1413件の平均落札率は前年度並みの93・35%となった。前年度に比べて0・04ポイントのダウン。一方、工事系委託の条件付き一般競争入札748件は増減なしの81・74%だった。
 19年度の契約件数は前年度より298件多い2696件。その8割に当たる2161件が条件付き一般競争入札だった。前年度と比べると、工事は35件の増、工事系委託は138件の増となっている。
 その他の入札方式の平均落札率は、指名競争入札の工事(前年度比7件減の154件)が0・02ポイント下落の93・37%、工事系委託(同22件減の104件)が0・31ポイント上昇の82・26%となった。随意契約については、工事(同77件増の144件)が0・38ポイント上昇の97・45%、工事系委託(同77件増の133件)が3・31ポイント上昇の98・93%。

○20年度の直近四半期 工事、委託とも1P超の上昇

 直近の四半期データを見ると、20年度第2四半期(7月1日〜9月30日)の条件付き一般競争入札は、工事が前年度同期比1・11ポイント上昇の94・39%、委託が2・11ポイント上昇の83・53%。
 第2四半期に発注した工事の件数は合計534件で、うち一般競争入札案件は448件(環境農政局52件、県土整備局217件、企業庁131件、教育局3件、警察本部45件)だった。
 指名競争入札工事58件(環境農政局7件、県土整備局32件、企業庁19件)の平均落札率95・08%は、前年度同期比で1・58ポイントの上昇。
 一方、工事系委託は合計327件。このうち、条件付き一般競争入札案件の発注件数は、総務局1件、環境農政局32件、県土整備局196件、企業庁31件、教育局13件、警察本部6件の合計279件だった。
 指名競争入札は全37件のうち35件が県土整備局、2件が教育局。平均落札率は84・02%で、1・53ポイント上昇した。

提供:建通新聞社