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　石川県土木部営繕課は、金沢市小立野２丁目地内「新石川県立図書館整備工事（建築その４）」などの５件について、第４四半期中に発注する構えだ。いずれも一般競争入札案件となっている。
　発注工事は次のとおり（工事名、工期、概要―の順）。
※新石川県立図書館整備工事
▽（建築その４）　４２０日　Ｓ造平屋建て・屋外付帯建物等
▽（建築その５）　３３０日　Ｓ造平屋建て・屋外付帯建物等
▽（外構・造成工その１）　１８０日　外構整備にかかる造成工・雨水排水工一式
▽（外構・造成工その２）　１８０日　外構整備にかかる造成工・雨水排水工一式
▽（融雪設備）　３３０日　融雪設備工一式
　新県立図書館整備工事は１９年１０月に起工し、建設規模はＳ造一部コンクリート充填鋼管構造、ＳＲＣ造地上３階（一部４階）地下１階建て、延べ床面積２万２３８０平方メートル。設計・工事監理は環境デザイン研究所、施工は清水・豊蔵・表・寺井・双建特定建設工事共同企業体（建築）、トーケン・ムラジ建設特定ＪＶ（建築その２）、岡・長坂特定ＪＶ（建築その３）がそれぞれ担当。
　谷本正憲知事は県議会１２月定例会の議案説明の中で、新たな県立図書館に関して「１０月から地上部の鉄骨の組み立てに取り掛かったところであり、令和３年度中の建物完成に向けて順調に工事が進捗している。今後とも、多くの県民の皆さんに利用いただけるよう、ハード・ソフト両面で創意工夫を凝らしながら、着実に整備を進めていく」と語った。