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建通新聞社
2020/12/09

【大阪】東大阪市 旧荒本仮設P跡地市場調査実施

 東大阪市は、旧荒本仮設駐車場跡地の有効活用に向けたサウンディング型市場調査を実施する。市場動向や活用アイデアなどを把握するため、参加者から幅広い意見を求め、買収や貸し付けなどの跡地活用の方針を検討する。
 サウンディングの対象は、跡地活用の実施主体となる意思を有する法人または法人グループ。スケジュールとして、1月13日に現地見学を行った後、参加申し込みを2月3〜5日まで受け付ける。2月24〜26日にサウンディングを実施し、3月上旬以降に調査結果を公表する。
 対象地の所在地は荒本西3ノ10他(地番)に位置する市有地。敷地面積は約3248平方bで用途地域は第一種住居地域。当初、市内経済の活性化につながる産業用駐車場として整備することを検討していが、土地の規模や立地環境を考慮し、さらなる有効活用を模索するため調査を実施する。
 同地は、近鉄けいはんな線の荒本駅から約500b(徒歩6分)の場所に位置し、北側には築港枚岡線(国道308号)や阪神高速13号東大阪線、西側に大阪中央環状線(府道2号線)、近畿自動車道、南側に大阪枚岡奈良線(府道702号線)が通り、主要都市へ1時間程度で移動が可能など道路網が優れている。
 また、2029年の開業を目標としている大阪府モノレール延伸事業による(仮称)荒本駅の建設で、大阪国際空港に直結することが可能になるなど、交通の利便性が良好となることからさらなる発展が期待されている。

提供:建通新聞社