設計21年度、建設22年度に予定
上伊那郡南箕輪村は、老朽化が進む「学校給食センター」の移転新築を計画。12月7日の議会全員協議会でスケジュールや概算事業費などを示した。児童生徒数の増加や学校給食衛生管理基準、アレルギー食などへの対応を目的に移転新築する。
新施設は、建設場所を検討している段階。想定食数は1日1400食(うちアレルギー食60食)とし、建築面積は1000u程度で計画する。厨房方式はドライシステム方式、調理機器はガス方式。
現施設は1999年に大規模改築し、S造平屋建て、延べ523uの規模。想定食数は1日1200食だが、現在は約1400食を供給しており、施設能力をオーバーしている状況。
事業費は概算8億4300万円
事業費は概算8億4300万円を試算した。内訳は、設計監理費5200万円、工事費7億7000万円、借地料や給食補填等が2100万円。事業費には、学校施設環境改善交付金や起債を活用する。
スケジュールは、建設候補地の選定や手続きが2020〜21年度、基本設計と実施設計が21年度、造成工事が21年度末ごろ、建設工事が22年度、供用開始が23年度―を予定する。
提供:新建新聞社