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北陸工業新聞社
2020/12/10

【石川】来年度前半に実施設計/(仮)白山市立野球場建設/市議会一般質問

 白山市議会12月会議が9日に再開した。この中で(仮称)市立野球場の建設について、21年度前半に実施設計を進めることを市側が示した。北嶋章光議員の質問に山田憲昭市長が答えた。
 建設のスケジュールを聞かれた山田市長は、工期が外構工事を含めて17カ月、地質調査で基礎杭が必要ならば22カ月と説明した上で「竣工は早ければ22年度末、遅くとも23年度前半になる」との見通しを示した。
 黒瀬町地内で計画している同野球場は、新型コロナウイルス感染症への対応を優先するため、今年度に予定していた実施設計を先送りした。ただ、6年前の当初設計時から事業が保留となっていたため、北嶋議員は建設資材や人件費の上昇を挙げ、現整備計画を不安視した。これに対し、山田市長は「今後、実施設計を進めていく中で事業費の抑制を含め、適切な対応をしていきたい」と返答した。
 新たな硬式野球場は、市松任駅北相木第二地区の土地区画整理事業で、都市計画道路相木成線の支障となって廃止される相木野球場の代替施設となる。敷地面積は4万7500平方メートル。当初計画によると野球場の規模は両翼99メートル、中堅122メートルを想定する。

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