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滋賀産業新聞
2020/12/15

【滋賀】東近江市 永源寺診療所の現地建替

 東近江市は、老朽化した永源寺診療所(山上町1352、敷地面積2972平方b)の現地建替(改築工事)に向け、既存の診療所別館(旧保健センター)等の解体工事を発注した。契約検査課が行なった2回の入札が不調となり、このほど担当課である地域医療政策課が土田建材(東近江市)と1230万円で随意契約。来年2月末までを工期に、解体工事を進める。
 その後、現時点では21年度事業で、診療所別館(旧保健センター、81年〔昭和56年〕竣工、RC造2階建、延591平方b)の跡地に、新たな診療所(RC造平屋建、延約900平方b)を建設。完成後に現在の診療所(84年〔昭和59年〕竣工、S造平屋建、390平方b)の解体と外構整備を行なう計画。
 新たな診療所には、▽診察ブース4室の診察室▽畳コーナー等を含む待合スペース▽受付・事務・調剤室▽レントゲン室▽処置室▽検査室▽男子トイレ・女子トイレ・オストメイトを含む多目的トイレ▽検尿室▽物療用リハビリ室▽スタッフルーム▽所長室兼会議室▽研修医宿泊室▽シャワールーム▽簡易調理室▽ストレッチスペースを含む保健事業(健康増進)用リハビリ室―などを設ける予定。
 工事費は、設計発注時点で1億5000万円〜2億円程度と想定。
 設計業務は、竃田建築設計事務所(東近江市)が担当。
 なお、昨年11月の設計発注段階には、既存の診療所別館等の解体工事を今年4月から8月末までに終え、新たな診療所の建設を9月から始め、完成後に現在の診療所の解体と外構整備を21年4月から行なう計画としていた。

提供:滋賀産業新聞