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建通新聞社四国
2020/12/14

【高知】道の駅・佐川 若竹まちづくり研究所設計JVが最優秀に

 佐川町は、「まきのさんの道の駅・佐川」建設に伴う基本設計の委託先を決める公募型プロポーザルで二次審査を行った結果、最優秀を若竹まちづくり研究所・STUDIO YY・ワークステーション設計共同企業体に決めた。次点はラーバンデザインオフィス・DKAA共同企業体だった。
 町は今後、最優秀者とスケジュールなどの確認を含めた協議を踏まえ、12月中旬までに契約する。
 選考委員による講評によると、道の駅を運営していく中での活動の広がりやコミュニケーションといった内容を評価。植物を中心に生きていく町というコンセプトで、「まきのさん」という人を中心にした展開の広がりも感じられる―などとした。
 履行期限は2021年3月31日。提案上限額は1000万円(税込み)。
 基本設計の完了後、当初の計画では21年9月に実施設計をまとめ、11月着工、22年9月の完成を目指すとしていたが、コロナ禍に伴う作業などの遅れが見込まれるため、23年春の開業に変更となる見通し。
 施設の規模は木造平屋約1800平方b。高知県産材を使用し、産直・物販エリア、レストランなどが入る道の駅(約1200平方b)と、おもちゃ美術館(約600平方b)で構成する。工事費は5億円(税込み)以内。
 建設地は加茂2714他。
提供:建通新聞社