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北陸工業新聞社
2020/12/15

【新潟】消雪パイプ洗浄をPR/メードイン新潟展示会に出展/山高建設

 クレーンリースや鉄板リース、建設資材の運搬、プラントの組立などを手掛ける株式会社山高建設(長岡市三島新保3211番 高野浩代表取締役社長)はこのほど、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた「Made in 新潟 新技術(土木・建築)展示・発表会」に出展し、消雪パイプ高圧洗浄の効率化技術(副題・洗管リード、垂直洗浄ノズル)をPRした。
 展示ブースでは、長岡市摂田屋地区で実施した消雪パイプの洗浄を動画で紹介し、来場者は担当者の熱心な説明に耳を傾けていた。高野社長は「メードイン新潟の登録のおかげでお客さまの信頼を得ることができた。今後も技術を磨き展示を通して皆さんに発信していきたい」と力を込めた。
 特許も取得している同技術は、消雪パイプ内の高圧洗浄において、独自開発した洗管リード・垂直洗浄ノズルを用いることで固い水垢を効率的に洗浄。また、配管の形状や排泥ドレーンの位置に関係なく散水管を切断せずに短時間で洗浄できるため、低予算での施工が可能となる。
 さらに、洗管ノズルを容易に送管するための「洗管リード」、放水角度を管内壁に対して90度にした「垂直洗浄ノズル」により、消雪パイプの高圧洗浄で洗管ホース送管の難しさが従来の技術における最大の課題だったが、洗管リードを使用することで管内の状況や、作業員の技術力によらずに施工性の向上が大きく期待できる。加えて、垂直洗浄ノズルの使用でノズルから管内壁までの距離が最短となることから、洗浄力が強力となり品質が向上するとともに、洗浄速度が従来技術の約2倍となり、工期の短縮が図られる。

hokuriku