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　新潟県企業局総務課は１５日、胎内市大字下荒沢地内「胎内第一発電所土木改修工事」を、総合評価落札方式（技術評価型）の制限付き一般競争入札で公告した。
　ＪＶ申請書は２１年１月７日と８日、参加資格確認申請書は１８日から２０日まで受付。主な資格は２社ＪＶとし、代表構成員が県内に主たる営業所を有する土木一式工事Ａ級で、０５年４月１日以降に県発注の水力発電所、コンクリートダム（高さ１５メートル以上）、下水処理場（中継ポンプ場除く）のいずれかで４０００立方メートルの場所打ちコンクリート土木構造物（無筋・鉄筋不問）築造工事の元請完成実績など。代表以外の構成員は、県新発田・村上・新潟（旧新潟土木事務所）管内に主たる営業所を有する土木一式工事Ａ級など。今入札には数値的失格基準が設けられている。技術提案では、発電所基礎構築において「現場条件（施工ヤード、施工期間、関連工事）を考慮した安全、効率的な施工管理・工程管理（工事間調整・コミュニケーション確保）」、「安定した発電所運用（耐久性、ひび割れ・漏水）を考慮したコンクリート構造物の施工（取壊し含む）に係る出来形・品質の精度管理（水平性、残存設備の機能維持等）」の２課題を求めている。
　工事概要は、発電所基礎コンクリート２１０７立方メートル、水圧鉄管端部切替１６メートル、仮締切り一式、水圧鉄管弁更新一式、調圧水槽補修一式、放水路ゲート１連、発電所構造物取壊一式、水圧鉄管塗装補修一式、排砂設備更新一式導水路トンネル補修１８９０メートル。開札は２１年２月８日に行い、工期は２５年３月１５日まで。大規模改修発注者支援業務は、日本振興（本店・大阪府泉南市）が担当。なお、主要機器更新工事は明電舎に落札済み。