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　富山医療生活協同組合（富山市豊田町１丁目）は、富山協立病院の改修改築計画について、内藤建築事務所（名古屋事務所）に設計業務を委託した。
　国道８号沿いの法人所在地で運営する病院施設の老朽化に加え、国道８号豊田新屋立体事業に伴う道路拡幅への対応を図るため、既存病棟の改修や耐震補強、一部増築に取り組むもの。
　当初は新棟建設も計画していたが、建築条件などの現状分析や事業の将来見通し、病院機能などを検討した結果、既存施設の活用を基本に整備を進めることを決めた。▽地域のかかりつけ病院▽在宅療養を支える病院▽健康づくりを支援する病院―の３つの機能を果たしていく。国の補助を受け、２１年度後半以降の着工を目指す。
　協立病院は７５年、豊田病院（２４床）として開設した。順次増床され、西館、南館、東別館などで構成。病床数は１７４床、透析センター３４床。９６年に西館のリニューアル工事が行われた。