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　越前市は１６日、高瀬２丁目「（仮称）武生中央公園屋内展示場建設工事」を制限付き一般競争で開札の結果、２億６１５０万円でウエキグミ・木原・三田村工務店特定建設工事共同企業体に落札した。
　工事概要はＳ造２階建て延べ１６０４・５７平方メートルで、施設は展示場、倉庫およびトイレで構成。設計額は２億６１７６万６０００円だった。
　工期は２１年７月３０日まで。
　計画によると、菊人形館の再整備を図るもので、今回の事業では現館を取り壊し、跡地に新たな屋内展示場を建設。
　菊人形の開催期間中は菊展示や物販、アトラクション会場として使用する一方、期間外には催事場として有効活用を図るなど、武生中央公園の更なる賑わい創出につなげたい考えだ。
　実施設計は石本都市建築研究所が担当。
　なお、電気設備は２３日に制限付き一般競争入札で、機械設備は同日、指名競争で開札予定。設計額は、電気設備が６５６３万８０００円、機械設備が８８９万４０００円となっている。
　武生中央公園は、日本を代表する絵本作家かこさとし氏の監修により再整備を行い人気スポットとなった。今後、県内初の公募設置管理制度（Ｐａｒｋ―ＰＦＩ）により水泳場の再整備を図るなど、市では一層の魅力向上に向け、様々な取り組みを進めている。