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建通新聞社(静岡)
2020/12/18

【静岡】静岡県浜松市 中央卸売市場PFI前提に再整備へ

 浜松市は、市議会環境経済委員会で老朽化が進み再整備が必要となっている中央卸売市場(南区新貝町239ノ1)について、2021〜24年度を見据えた経営戦略を報告した。再整備では、PFIなどの導入を前提として24年度に事業者の募集と決定を目指す。
 市は、PFIなど民間活力導入により市場の改修や建て替えの他、にぎわい創出のため敷地内の余剰地活用も目指す。21年度に民間事業者の提案を対話形式で聞くサウンディング調査を行い、基本構想を策定する。22年度に複数の官民連携手法を比較して最善の経営形態を検討する導入可能性調査を委託する方針。
 経営戦略では、24年度の再整備計画策定を目標とし、それまでは維持修繕を必要最小限にとどめ、新たな改修は行わないとした。24年度に事業者が決まれば25年度に実施設計に着手する予定でいる。
 同市場は、青果と水産物を取り引きする。1979年に開業し、老朽化が進んでいる。人口減少などで取引量が最盛期の半分以下に落ち込む一方、設備面で品質管理の高度化などへの対応が難しくなっている。

提供:建通新聞社
(2020/12/18)

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