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北陸工業新聞社
2020/12/18

【新潟】元請計3041億、下請は409億/県建設業協会が会員受注状況/9月分

 新潟県建設業協会は、9月の建設工事会員受注状況をまとめた。
 元請計(県内・県外含む)は3041億円となり、前年度比8・6%(240億円)の増加となった。元請受注状況を前年同月と比較すると、公共は土木が39・7%(82億円)増加したが、建築は40・3%(20億円)減少し、計24・3%(62億円)増加。民間は土木が0・6%(4000万円)、建築44・4%(80億円)と増加し、計32・4%(81億円)の増加。
 9月末の県内工事は、公共が1189億円(前年度比0・2%減)で、内訳は土木990億円(同4・1%増)、建築が199億円(同17・1%減)。民間は860億円(同11・1%増)、内訳は土木201億円(同16・3%増)、建築が659億円(同9・6%増)。合計は2049億円(同4・3%増)で、内訳は土木1191億円(同6・0%増)、建築858億円(同2・0%増)。下請額は公共が213億円(同9・9%増)、民間が196億円(同14・9%減)の計409億円(同3・6%減)。
 地区別の状況をみると、県内の土木では公共が上越7・7%(15億円)、中越18・1%(61億円)とともに増加したが、下越と佐渡が振るわず計4・1%(39億円)の増加。民間は上越が33・1%(8億円)、中越が26・7%(18億円)、下越3・0%(2億円)、佐渡18・9%(2000万円)といずれも増加し、計16・3%(28億円)の増加。県外では公共が11・3%(21億円)、民間18・1%(25億円)とともに増加した。一方、建築は県内の公共が上越7・9%(2億円)と下越は6・8%(6億円)と増加したものの、中越と佐渡は振るわず計17・1%(41億円)減少。民間は中越が18・2%(33億円)、下越が19・2%(61億円)と増加したが、上越と佐渡は振るわず計9・6%(58億円)増加。県外は公共2・3%(1億円)、民間が22・7%(110億円)増加。

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