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　高知県は２０２１年度当初予算の見積概要を明らかにした。一般会計の総額には対前年度比５・８％増の４９０２億９５００万円を見込む。部局別では、土木部が同比２・９％増の７６５億２４００万円、農業振興部が同比３・７％増の１４０億８５００万円、林業振興・環境部が同比21・０％増の１４５億３６００万円などとなっている。
　予算見積限度額の例外となる南海トラフ地震対策には、１０７億０２００万円を要望。うち土木部が84億８６００万円を占める。同じく例外として新設した「新型コロナ対策・社会構造変化対応枠」には１８５億８８００万円を要望、うち土木部は２億９１００万円となっている。
　県は今後、21年１月上旬の財政課長内示、１月中旬の総務部長協議・内示を経て、１月下旬に知事査定に入り、２月中旬に当初予算案を発表する。
提供：建通新聞社