玉野市は、幼保一体型施設の検討を含む幼保一体化将来計画(案)を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。
認定こども園制度を活用した幼稚園と保育園の一体化を基本方針とし、民間活力の導入も踏まえ6幼稚園、4保育園、6認定こども園の統廃合や機能付加を進めていく。計画では地区別の考え方として以下の方向性を示している。
田井地区は幼保一体化を目指す。築港地区は現状維持。宇野地区は既存幼稚園を活用しない方向で幼保一体化を検討。玉野地区は津波などの災害リスクを回避するため、玉認定こども園の早急な移転を検討するとともに宇野地区と併せた3園の統合を目指す。玉原地区は現状のまま玉原認定こども園の修繕・改修で対応。和田・日比地区は2幼稚園・2保育園の老朽化や園児数の状況を踏まえ4園の統合を目指す。荘内地区は荘内幼稚園の修繕・改修で対応。荘内南幼稚園は荘内幼稚園との統合を目指す。八浜地区は八浜認定こども園と大崎認定こども園があり、小学校の統廃合状況に応じて2園の統廃合を検討。それまでは施設の修繕・改修で対応する。山田・東児地区は保育ニーズを見ながらサンマリン認定こども園と鉾立認定こども園の統合を目指す。
「提供:建通新聞社」