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日刊建設工業新聞
2020/12/22

【鳥取】コロナ対策など補正64億円/松原に防災倉庫整備へ/翌債工事の執行可能に

 11月定例県議会は最終日の17日、新型コロナウイルス感染拡大防止に備えた医療提供体制の強化などを盛り込んだ一般会計64億2200万円の補正予算を可決し、閉会した。補正後の一般会計総額は3886億4600万円。
 主な補正内容は新型コロナ対策の拡充に59億4600万円。うち医療環境整備に42億8900万円を充てる。県内中小企業の資金繰り対策支援は、融資枠1500億円から500億円を追加して2000億円に拡大した。
 原子力防災対策では鳥取市松原の山陰道・吉岡温泉IC付近に防災支援拠点を整備するため、資機材の保管倉庫(鉄骨造平屋建て726平方b)の実施設計に2100万円を計上した。
 公共投資関係は、鳥取港で緊急航路の確保に向けて「西浜航路」の浚渫費1億円を手当て。また、翌年度予算を先食いするゼロ県債(債務負担行為)34億6500万円が認められ、繰り越し事業を含めた翌債工事は同日以降の執行が可能になった。

日刊建設工業新聞