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建通新聞社四国
2020/12/22

【徳島】市上下水道局 庁舎整備DB事業者選定でアドバイザリー業務委託へ

 徳島市上下水道局は「市上下水道局庁舎整備事業デザインビルド(DB)事業者選定アドバイザリー業務」の委託先を決める公募型プロポーザル手続きを開始した。2021年1月15日まで参加表明書、20日から2月10日まで業務提案書の提出を受け付ける。
 今回の業務は、新庁舎の建設地を現庁舎跡地から前川分庁舎用地に、事業手法をデザインビルド(DB)方式にそれぞれ変更したことを踏まえて委託する。新たな建設地は、南前川町5ノ1ノ4の敷地4115平方b。敷地内には前川分庁舎(局水道維持課)があるが、こちらは耐震性を有しており、そのまま使用する。建設地を変更したため影響が出ているスケジュールの遅れを取り戻すために、当初予定していた従来方式による発注をDB方式に変更した。このDB方式の採用で予定通り23年度内の完成を目指していく。同アドバイザリー業務の期間は21年11月30日まで。委託料の上限は税込み2750万円。
 一方、新庁舎基本計画では職員規模から必要な延べ床面積を4000平方b程度としており、同地が延べ床面積に制約が生じる第一種住居地域に指定されていることから、用途規制に対する許可を求めるため、公聴会や建築審査会の手続きを別途進めていく。
 基本計画は梓設計関西支社(大阪市北区)が策定。順調なら21年2月中にDBアドバイザリー業務に着手し、21年度第1〜2四半期にかけてDB事業者を選定する他、同第2四半期までに設計支援(CM)業務を別途外注し、並行して事業を進めていく。
提供:建通新聞社