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建通新聞社(神奈川)
2020/12/23

【神奈川】湯河原町 文化福祉会館建替などへ検討


湯河原町は、文化福祉会館の将来的な役割検討を踏まえ、建て替え・運営における民間活力導入の可能性を加えた基本構想策定に着手する。これに伴い、同構想策定支援業務の委託先を公募型プロポーザル方式で募集する。参加申し込み・企画提案両書の提出期限は12月25日〜2021年1月5日。履行期間は21年1月下旬頃〜22年3月31日。契約上限額は1190万円(税込み)。21年1月下旬の契約締結を見込む。
 参加資格は単独企業または複数企業を構成員とする企業体。町入札参加資格の営業種目で都市また地方計画の登録の他、単独企業または企業体の構成員いずれかに国土交通省建設コンサルタント登録規定上の登録や、本業務の類似実績、配置技術者などの要件を設けている。
 業務内容は、現敷地での建て替えを前提とした敷地や関係法令などの基本条件整理や、同施設に盛り込むべき町の機能と規模を検討と設定、官民連携事業手法検討、民間事業者意向調査、概算事業費とVFM算定、文化福祉会館基本構想の作成など。
 同施設の概要は、規模が鉄コンクリート造建て延べ1324平方b。1971年完成。
 所在地は吉浜999ノ2。
 問い合わせ先は社会福祉課社会福祉係。
 町は少子高齢化の進行と義務的経費が拡大する中、更新時期を迎えた文化福祉会館の対策として建て替えを機に、民間ノウハウを生かした施設の複合化や集約化を検討、構想。サービス水準を維持しながらも利便性を向上させ、施設の整備・運営の効率化と財政の健全化を図る。

提供:建通新聞社