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建通新聞社(岡山)
2020/12/23

【岡山】岡山市 可燃ごみ広域処理施設整備 来年4月上旬公告 

 岡山市は、可燃ごみ広域処理施設の整備に向けて事業の実施方針を公表した。 設計・建設工事と運営管理業務を事業者に一括して発注するDBO方式(公設民営)により建設する。入札参加は土木建築設計企業、解体企業、土木建築建設企業、プラント建設企業、運営管理企業、焼却灰運搬などの複数企業で構成するグループが対象。建設工事の工期は2027年3月31日。21年4月上旬に設計・施工一括発注方式(高度技術提案型)で入札公告し、5月中旬までに入札参加表明を受け付ける。21年11月中旬に落札者を決め、22年3月中旬に事業契約を締結する。
 南区豊成1ノ4ノ1の岡南環境センターを解体した跡地など敷地約1・4fに玉野市と久米南町の2市1町で、「岡南環境センター」「東清掃センター(玉野市)」「組合立クリーンセンター(岡山市と久米南町)」を統合した施設を建設する。処理方式は全連続燃焼式ストーカ焼却炉(蒸気タービン発電機付き)。施設規模・炉数は200t/日(100t×2炉)。処理対象物は可燃ごみ、可燃性粗大ごみなど。
 当初の計画では、事業費は約208億円を見込んでいる。内訳は広域処理施設設計・建設工事費約169億円、岡南環境センター解体工事費約36億円、造成工事費約3億円。規模は工場棟(約4600平方b)、管理棟(工場棟と合棟)、雨水流出抑制施設(約130平方b)、緑化施設(約1590平方b)、周回道路(幅員10b)。その他、工場棟とは別にごみ収集運搬業務を行う収集事業所(駐車場・洗車場)を整備するものとなっている。

「提供:建通新聞社」