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建通新聞社
2020/12/22

【大阪】南港市場施設整備 最低札は大林・花木JV

  大阪市は、「中央卸売市場南港市場施設整備工事―2」の一般競争入札(WTO対象)を12月15日に開札し、結果を公表した。最低札は大林・花木JVの189億7000万円だったが、低入札調査基準価格を下回っており、結果は保留中としている。予定価格は221億6558万円。入札には他に、株木・美樹・神名・中西JVが参加。入札額は209億3800万円だった。
 南港市場は住之江区南港南5ノ2ノ48に位置し、敷地面積は約10万平方b。計画では、整備後30年以上が経過している同市場の再整備に向け、施設の新築や、既存施設の減築、大規模改修を行う。
 新築する施設は▽大動物棟(鉄骨造3階建て延べ約1万0200平方b)▽小動物棟(同約7100平方b)▽関連施設棟(鉄骨造平屋約1400平方b)▽病畜棟(同約240平方b)―など。
 また、減築・大規模改修の対象となるのは本館棟で、既存規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2万1500平方b。この他、解体撤去工事の対象となるのは▽仲卸棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約5700平方b)▽福利厚生棟(同造2階建て延べ約1500平方b)―となっている。工期は2025年3月31日(一部完成期限は23年3月31日)。
 実施設計は大建設計(大阪市西区)が担当した。

提供:建通新聞社