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滋賀産業新聞
2020/12/24
【滋賀】大津市 市役所庁舎の建替
建て替えが検討されている大津市役所庁舎（御陵町）について、大津市はこのほど、新しく基本構想を21年度に策定する考えを示していたが、そのなかで「移転」も選択肢に含んで内容の見直しに着手する。
公共施設対策特別委員会のなかで、検討内容の見直しとして、▽庁舎の求める機能等の検討、▽整備場所の立地条件の整理、▽整備方針の検討―の3点を挙げており、現有地での建替え等を前提に免震レトロフィット工法など検討してきたが、「現地建替え」、「移転新築」、「他の施設との統合」など条件の間口を広げて再検討を行う。
21年度に策定する庁舎整備基本構想の検討項目は、現状と課題の整理、庁舎に求める機能等の検討、庁舎の規模の検討、整備場所の立地条件の整理、概算事業費の算定、整備方針の検討、今後の進め方の整理―に取り組んでいく。
これまで同市では、4案の整備パターンで検討を進めており、今までのパターンにとらわれない、庁舎整備の基本構想を21年度から策定する考えで、コロナ禍を踏まえた感染防止対策や新しい生活様式も考慮しながら、庁舎規模や整備手法など検討。中消防署の移転新築の進捗状況を見極めて、21年度からの中期財政フレームとの整合を図りながら、基本構想を策定する―としている。検討されてきた整備案は、①本館を免震改修（免震レトロフィット）し、別館を現地での建替え案と、②本館を免震改修し、別館を隣接する国有地で建替える案、③本館の免震改修を止めて、別館と一体化して別館跡地に新庁舎を建替える案、④本館の免震改修を止めて、別館と一体化して国有地に新庁舎を建替える案の計4案。
建て替えが検討されている大津市役所庁舎別館（御陵町）に併設されている中消防署については、同市皇子が丘3丁目に位置する「びわこ競艇場の駐車場」に移転する方針を明らかにしている。
今後のスケジュールとしては、今年度はコロナ対策・対応で遅れており、21年度から協議や検討が進められていく見通しで、建替えにあたっては、市有施設の面積と将来コストを15％削減するとの同市の方針と整合するため、他の市有施設の活用も視野に入れて検討を進める。他の市有施設を活用する場合の候補地の選定等にも取り掛かる。
提供：滋賀産業新聞
公共施設対策特別委員会のなかで、検討内容の見直しとして、▽庁舎の求める機能等の検討、▽整備場所の立地条件の整理、▽整備方針の検討―の3点を挙げており、現有地での建替え等を前提に免震レトロフィット工法など検討してきたが、「現地建替え」、「移転新築」、「他の施設との統合」など条件の間口を広げて再検討を行う。
21年度に策定する庁舎整備基本構想の検討項目は、現状と課題の整理、庁舎に求める機能等の検討、庁舎の規模の検討、整備場所の立地条件の整理、概算事業費の算定、整備方針の検討、今後の進め方の整理―に取り組んでいく。
これまで同市では、4案の整備パターンで検討を進めており、今までのパターンにとらわれない、庁舎整備の基本構想を21年度から策定する考えで、コロナ禍を踏まえた感染防止対策や新しい生活様式も考慮しながら、庁舎規模や整備手法など検討。中消防署の移転新築の進捗状況を見極めて、21年度からの中期財政フレームとの整合を図りながら、基本構想を策定する―としている。検討されてきた整備案は、①本館を免震改修（免震レトロフィット）し、別館を現地での建替え案と、②本館を免震改修し、別館を隣接する国有地で建替える案、③本館の免震改修を止めて、別館と一体化して別館跡地に新庁舎を建替える案、④本館の免震改修を止めて、別館と一体化して国有地に新庁舎を建替える案の計4案。
建て替えが検討されている大津市役所庁舎別館（御陵町）に併設されている中消防署については、同市皇子が丘3丁目に位置する「びわこ競艇場の駐車場」に移転する方針を明らかにしている。
今後のスケジュールとしては、今年度はコロナ対策・対応で遅れており、21年度から協議や検討が進められていく見通しで、建替えにあたっては、市有施設の面積と将来コストを15％削減するとの同市の方針と整合するため、他の市有施設の活用も視野に入れて検討を進める。他の市有施設を活用する場合の候補地の選定等にも取り掛かる。
提供：滋賀産業新聞
