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建設経済新聞社
2020/12/24

【京都】ファーストダウン 綾部工業団地に旗艦工場新設 旧味噌工場を取得、改修活用

 潟tァーストダウン(代表取締役社長白井雄樹氏、福岡県久留米市田主丸町益生田562−1)は23日、綾部市の綾部工業団地内に工場を新設すると発表した。
 綾部市内で関係4者による共同記者会見を開催。潟tァーストダウンの白井雄樹代表取締役社長、竃{田味噌本店の本田茂俊代表取締役社長、京都府中丹広域振興局の平田俊也副局長、綾部市の山崎善也市長が出席した。
 会見で白井社長は「綾部工業団地にある本田味噌本店の旧綾部工場を取得し、新工場として進出することになり、さきほど契約を締結した」「ファーストダウンは、親会社の鰍iAMが企画したサラダを生産する製造会社で2016年に設立し、2017年から自社生産を開始した」「カット野菜は、単身世帯の増加や高齢化で近年需要が高まっている。京都工場は西日本の旗艦工場として主に中四国・近畿・北陸地方に商品を供給する」、本田社長は「旧工場を使っていただく。これから成長、発展されることを期待している」、平田副局長は「食の分野は伸びていく余地がある」、山崎市長は「本田味噌本店が綾部工業団地のカルビーの敷地の一部を購入され、最新鋭の工場を建設され、旧綾部工場を売却されることになった」「ファーストダウンの進出は雇用機会の確保などにつながり、大変うれしく思う。地元農家と連携し、カット野菜の原料にしていただきたい」と述べた。
 ファーストダウンは、綾部市とよさか町15の本田味噌本店旧綾部工場跡地8934uと工場(延3330u/平成8年築)を取得、内部等を一部改修し、カット野菜を生産する工場として活用する。
 令和3年2月に着工し、同年夏の稼働を目指し完成させる予定。
 初年度は売上6億円、1日3万パックの生産を目指す。
 また同社は京都工場の稼働を見据え、正社員で20人程度、パート・アルバイトで150人を採用する予定で、令和3年1月28日に説明会などを開く。
 3年以内に正社員で35人、パート・アルバイトで200人以上の雇用を行う考え。
《記者会見の写真…右から山崎市長、本田社長、白井社長、平田副局長》