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北陸工業新聞社
2020/12/24

【石川】ヤマキシ、羽咋で出店交渉/国道415号バイパス沿い用地/食品や日用品など

 福井、石川両県で食品や日用品、資材などの商品を取り扱う「ホームセンターヤマキシ」を展開する山岸(福井県あわら市)が、羽咋市の国道415号羽咋バイパス(BP)沿いの用地で出店交渉を進めていることが分かった。出店が実現すれば、県内6店舗目となり、能登地区では田鶴浜店(七尾市)に続く2店舗目となる。
 今回の出店エリア周辺の羽咋BP沿いには、15年4月にオープンした食品スーパー「アルビス羽咋宝達志水店」が立地。同一敷地内で営業していた家電量販店「100満ボルト羽咋宝達志水店」は17年に閉店している。
 山岸はホームセンター事業参入に伴い、1985年に第1号となる加賀店をオープンさせた。その後、石川県内では87年に小松店、91年に野々市店、00年に田鶴浜店、08年には県内最大規模の売り場面積を誇るスーパーホームセンターの川北店(延べ床面積1万5526平方メートル)を順次出店。近年では17年に同社大型店4号として新加賀店を開設したほか、昨年はリフォーム専門店に野々市店をリニューアルした。
 同社は09年に太陽光発電やオール電化の販売・施工に乗り出した。13年には建設業許可を取得して産業用のメガソーラー(大規模太陽光発電所)やリフォーム事業にも参入したほか、ネット通販やネットスーパー事業も強化。16日にはスーパーホームセンター川北店で移動スーパーの営業を開始しており、近くに買い物する場所のない「買い物弱者」と呼ばれる高齢者らをサポートするなど、地域貢献に寄与する事業にも力を入れている。
 同社の年商は129億円(20年1月期)。福井に本社の金津店、開発店、朝日店の3店舗を構える。

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