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建通新聞社四国
2020/12/25

【香川】徳島文理大香川キャンパス、高松駅隣接地に移転

 学校法人村崎学園(本部、徳島市寺島本町東1ノ8)は、香川県さぬき市に設置している徳島文理大学香川キャンパスを高松市内に移転する。JR高松駅の北西部に隣接する約6350平方bの用地をJRから取得し、地下1階地上17階建ての「都市型キャンパス」を新築して既存キャンパスの機能を全面移転する。今後、設計・施工者の選定作業を進めるとともに、2021年1月に用地を買収し、早ければ同年12月に着工する。2025年4月の開校を目指す。
 新たなキャンパスには、既存のキャンパスに設置している「文学部」「理工学部」「保健福祉学部」「香川薬学部」の4学部と、「文学研究科」「工学研究科」「薬学研究科」の3大学院を全て移転。新築する建物内に各学部学科の教室、研究施設、図書館、体育館、音楽ホール、食堂などを配置する。現在の香川キャンパスには学生約1300人と教職員ら約200人が通っているが、新たなキャンパスは約3000人が収容できる規模に拡大。駅前立地により「岡山を含めた各地から、多くの学生に選ばれる大学」とする。
 一方、1983年に開校した既存のキャンパス(さぬき市志度1314ノ1)については、施設をそのまま残し、学生の部活用やイベントなどに活用する考え。
提供:建通新聞社