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北陸工業新聞社
2020/12/25

【石川】間断なく4車線化へ工事促進/のと里山海道柳田IC以北/県道路建設課/年度末進捗率は43・6%に

 石川県土木部道路建設課は、金沢能登連絡道路「のと里山海道」柳田インターチェンジ(IC)以北の4車線化について、21(令和3)年度国家予算編成にかかる県重点要望事業の中に柳田IC〜上棚矢駄IC間の工事促進を盛り込むとともに、必要な社会資本整備予算の確保を求めている。
 整備計画によると、4車線化の起点・終点は羽咋市柳田町(柳田IC)〜志賀町上棚地内(上棚矢駄IC)で、事業延長は9・6キロ。現道海側で拡幅し、幅員は10・5メートル(標準部)から4車線化後は20・5メートルとなる。
 県土木部では、4車線化の事業効果を早期に発現するため、最長となる「ゆずりレーン」3・4キロメートル(既設の上棚ゆずりレーン1・5キロメートル+南側延伸部1・9キロメートル)を今年4月に供用させ、間断なく4車線化を推し進める観点から現在、朱鷺の台跨道橋A1橋台工(施工/小倉建設)、同橋A2橋台工(石田工業)、改良1工区(小倉建設)、同2工区(勝二建設)、同3工区(南建設)、サギソウ橋A1橋台工(小倉建設)、同橋A2橋台工(石田工業)、柳田3号跨道橋A2橋台工(南建設)、耳掻草橋A1橋台工(小倉建設)、同橋A2橋台工(西村建設)などの各工事に取り掛かっている。
 なお、総事業費は概算で150億円。20年度末時点における事業費ベースでの進捗率は43・6%を見込んでいる。

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