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建通新聞社(神奈川)
2021/01/04

【神奈川】横浜市 ICT活用工事 来年度から試行へ

 横浜市は2021年度に受注者希望型でICT活用工事の試行を始める方針だ。一定規模以上の土工や法面工、舗装工を含む全ての工事を対象とし、3次元起工測量やICT建設機械などの活用実績に応じて工事成績評定で加点する。21年4月以降、入札公告時などに試行工事であることを明記して受注者とICT活用の有無などを協議する予定でいる。
 ICTの活用による生産性向上を目的に▽土工=掘削、路体・築堤盛土(施工幅員4b以上)、路床盛土(同)の各5000立方b以上▽法面工=土工に伴う工事▽舗装工(路盤工)=5000平方b以上―の工種・規模を含む全工事で試行する考え。
 ICTの活用項目として▽3次元起工測量(設計変更可)▽3次元設計データ作成(同)▽ICT建設機械による施工(同)▽3次元出来形管理等の施工管理▽3次元データの納品―の五つを用意。各段階で全項目を活用なら0・8点、1〜4項目の活用であれば同じく0・4点を工事成績評定に加点することを想定している。受注者希望型のため、ICTの活用を希望しなくても減点などのペナルティーは科さない見通し。
 設計変更できる3項目は土木工事標準積算基準書か国の積算要領で経費を算定して請負金額に反映する方向だ。
 受注後に監督員や設計者と協議し、ICTの活用を含む施工計画書の提出などを経て正式な試行工事に位置付けていく。試行の実績に加え、国や他の自治体の状況も把握しながら対象の拡大や規模の見直しなどを検討する構え。

提供:建通新聞社