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日刊建設タイムズ社
2021/01/08

【千葉】次期処分場で調査等/21年度予算要求の概要/蘇我駅周辺など再開発検討/千葉市

 千葉市は、2021年度の各局予算要求の概要を公表した。主な事業および要求額は、新清掃工場の整備17億400万円、次期最終処分場の整備2100万円、JR蘇我駅周辺地区の街づくり1200万円、JR稲毛駅東口地区の街づくり1000万円、柏井橋・亥鼻橋の架け替え整備4億9400万円、都市計画道路塩田町誉田町線の整備14億4300万円、都市計画道路磯辺茂呂町線の整備15億8900万円、新病院整備基本計画・基本設計2億6000万円、学校施設の環境整備22億4200万円、新設校建設基本設計1億6000万円。そのほか、新規事業として動物保護指導センター再整備に500万円を求めている。
 一般会計の見積もり総額は、前年度比6・6%増の4943億8800万円。特別事業会計は、霊園事業9億5400万円(前年度比19・1%増)、農業集落排水事業6億4500万円(同29%減)、地方卸売市場事業14億4300万円(同5・8%増)、都市計画土地区画整理事業11億3600万円(同0・4%増)、市街地再開発事業10億2500万円(同4・4%減)、動物公園事業14億5200万円(同13・6%増)など。企業会計は、病院事業263億4700万円(同2・5%増)、下水道事業610億2200万円(同3・5%増)、水道事業41億8800万円(同12・5%増)。
 新清掃工場の整備では、若葉区北谷津町の旧清掃工場の解体と土壌汚染対策などを行うほか、26〜30年度に実施する新港清掃工場のリニューアル整備に向け、基本計画を作成する。
 さらに、次期最終処分場の施設規模や建設候補地の調査・検討に着手する。
 JR蘇我駅周辺地区とJR稲毛駅東口地区においては、駅前広場と駅前商業地を一体的に再編するなどしてにぎわいの創出を図るとともに、都市基盤の整備を行うため、再開発事業の検討を進める。
 花見川に架かる柏井橋と亥鼻橋は、建設後50年以上が経過するとともに幅員が狭いことから、橋梁長寿命化修繕計画に基づき計画的な架け替えおよび歩車道分離を行う。
 塩田町誉田町線は国道357号から誉田町に至る主要幹線道路。未整備区間の国道357号から国道16号・京葉道路までの塩田町地区約0・8kmと、千葉南警察署付近の交差点から誉田駅前線までの誉田町地区約1・4kmの整備を進める。
 磯辺茂呂町線は、市内の放射道路をつなぐ環状道路。園生町交差点から園生町111号線までの約2・4kmの整備を推進する。
 新病院整備では、基本計画および基本設計をまとめる。
 学校施設の環境整備により、安心安全な教育環境を確保するとともに、建物の長寿命化を図るため、老朽化した施設の大規模改造などを実施する。対象は、大規模改造実施設計4校、大規模改造工事8校、外壁改修実施設計4校、トイレ改修実施設計13校。
 幕張新都心若葉住宅地区における新設校の建設に向け、基本設計を取りまとめる。
 また、動物保護指導センターの再整備に向け、あり方を検討するための懇談会を設置する。
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