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滋賀産業新聞
2021/01/13

【滋賀】JAレーク滋賀 3施設の建設計画

 今年4月に県南・西部のJA8団体が合併し「JAレーク滋賀」としてスタートするが、その中で新たな施設整備として(仮称)守山第1支店建設、(仮称)野洲第1支店建設、営農経済本店建設―以上3施設が計画されている。概算事業費は(仮称)守山第1支店建設=8億7000万円、(仮称)野洲第1支店建設=5億5000万円、営農経済本店建設=6億円。いずれの施設とも21年から3ヵ年程度の期間での具体化が見込まれている模様だ。
 県内のJAレーク大津、JA草津市、JA栗東市、JAおうみ冨士、JAマキノ町、JA今津町、JA新旭町、JA西びわこ―以上8団体は、昨年9月に合併の予備契約に調印、今年4月から組合員6万人、貯金残高6千億円を誇る県内最大規模の農業団体「JAレーク滋賀」として生まれ変わることとなっている。
 現在の8団体のうちJAおうみ冨士では合併も見据えたうえで、今後の施設建設・改修計画を中心とした第8次中期活動計画書(20年〜22年)を策定、これに基づく施設整備を順次進めている。
 これまでに計画書に盛り込まれている施設整備のうち、野洲第2支店建設、野洲営農センター改修―以上2施設の工事を終え、本紙12日付でも報道の通り、守山営農センターの建設工事に係る入札を25日に実施。計画書の今後の予定として挙がっているのが、先の3施設で、合併により3施設の建設計画はJAレーク滋賀が引継ぎ、具体化される。
 新しいJAレーク滋賀では、総務関係が現在のJA大津(大津市打出浜)、金融関係が同JA草津市本店(草津市上笠4丁目)、そして営農経済関係が同JAおうみ冨士(守山市吉身)がそれぞれ本店として担う。建設関係の検討・入札などは総務関係の本店となるJA大津(合併後の名称は、レーク滋賀打出浜支店)が担当。
 なお、営農経済本店では▽経済事業として農業に必要な肥料・農薬・飼料・資材・農機具などの生産資材はもとより自動車をはじめ、米、生活に必要な日用品にいたるまで取り扱う。▽営農指導事業として農作物の栽培・農薬の安全使用など安心・良質な農作物の供給と農業に関わる幅広い相談を通じて、自然環境と調和した営農指導を行う。―などの他、生活文化事業、教育文化事業に取り組む。

提供:滋賀産業新聞