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建通新聞社(東京)
2021/01/15

【東京】都 地下鉄ホームドア、23年度までに完了

 東京都交通局は、都営地下鉄のホームドア整備を2023年度までに完了する。残るは東銀座駅など浅草線内の15駅で、21年秋から順次、工事に着手する。この他、押上駅は京成電鉄が事業主体となって整備する予定。
 都営地下鉄へのホームドア整備は、これまで三田線と大江戸線、新宿線の全駅で完了。浅草線は、新橋駅と大門駅、三田駅、泉岳寺駅の4駅で完了している。
 浅草線内の全駅設置に向け、21年度に東銀座駅から工事に着手する。次いで、▽宝町駅▽日本橋駅▽人形町駅▽東日本橋駅▽浅草橋駅▽蔵前駅▽浅草駅▽本所吾妻橋駅▽高輪台駅▽五反田駅▽戸越駅▽中延駅▽馬込駅▽西馬込駅―の順に進め、23年度の完了を目指す。
 浅草線は複数の鉄道事業者との相互直通運転を行っていることから、車両を改修する必要がないQRコードを用いたドア開閉連動技術を採用する。地下鉄で同技術を採用するのは浅草線が初めて。
 QRコードを車両ドアに貼り、ホーム上のカメラ(読み取り装置)で車両ドア数、編成車両数などの情報とQRコードの動きを検知して車両ドアの開閉に合わせてホームドアを開閉。車両の編成数や扉の数が異なる列車の運行に対応できるようになるという。

提供:建通新聞社